
深海のいきもの
太陽の届かない深い海にも、生命はたくましく息づいています。
暗闇に生きる、光のアーティストたち
深海は、水深200メートルより深い、太陽の光がほとんど届かない場所。
水温は低く、圧力は陸上の何百倍にもなります。
そんな過酷な環境でも、光を出したり、工夫してエサを探したりしながら生きているいきものがたくさんいます。
深海は、まさに“地球最後のフロンティア”です。

メンダコ
深海の人気アイドル。
まるい体と短い足がまるで傘のように広がる姿が愛らしい。
水圧に弱く飼育が難しいため、展示されると話題になります。
ヒカリキンメダイ
体の下側に「発光器」があり、青白く光る美しい魚。
名前の通り金色の目が特徴で、光を反射してキラリと輝きます。
静かな深海を、仲間と光で照らしあいながら泳ぎます。


ダイオウグソクムシ
巨大なダンゴムシのような見た目で人気者。
深海200~1000mにすみ、死んだいきものを食べて海をきれいに保ちます。
何年も絶食して生きられるほどの省エネ体質です。
タカアシガニ
世界最大のカニ。足を広げると3m近くにもなります。
深海200~600mにすみ、ゆっくりと歩く姿は迫力満点。
長い脚で砂泥の上を静かに移動します。

深海で生きるためのひみつ

光を使う
深海では光がほとんど届かないため、自ら光を出す「発光生物」が多く見られます。
エサをおびき寄せたり、敵から身を守ったりと、その使い方はさまざまです。
高圧に耐える体
深海の水圧は1平方センチメートルあたり数百キログラムにもなります。
深海魚は体の中に空気の袋を持たず、柔らかい筋肉で子の水圧に耐えています。
